遺伝子検査で大きく変わるがん治療 〜“臓器縦割り”治療からの劇的な変革〜 |
- 吉野 孝之(よしの たかゆき)
- 国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院 消化管内科科長
- 講師プロフィール
- 1995防衛医科大学校卒業。同大学病院、国立がんセンター中央病院、同東病院研修医・内視鏡部消化器内科 非常勤医師を経て、2002-07静岡県立静岡がんセンター消化器内科副医長。その後、国立がんセンター東病院にて内視鏡部消化器内科 医員、消化管内科 外来・病棟医長、消化管内科科長を歴任。15年2月から産学連携全国がんゲノムスクリーニング事業SCRUM-Japan GI-SCREEN主任研究者を歴任。
これまで臓器ごとに行われてきたがん治療が、遺伝子検査による治療法の発達で劇的に変わりつつある。2015年より始まった全国約200の医療機関と10数社の製薬会社の共同研究に基づいた世界最先端のがん治療モデルを紹介しながら、大きく変わりゆくがん治療の今後について語る。