教えない教え…スタッフが育つチームづくりとは 野球から見た“勝つ指揮官の心構えと人への接し方” |
- 権藤 博(ごんどう ひろし)
- 野球評論家、元横浜ベイスターズ監督
- 講師プロフィール
- 1938年佐賀県生まれ。元プロ野球選手(投手、内野手)、監督。1961年中日に入団。2年連続で最多勝投手に。1973年より中日でコーチを務め、近鉄、福岡ダイエーを経て、横浜ベイスターズのコーチ・監督を歴任。98年横浜を優勝に導く。現在は野球評論家としてスポーツ新聞紙等で健筆をふるっている。昨年11月に『教えない教え』(集英社新書)を上梓。
独特の考えと指導で横浜ベイスターズを優勝に導いた権藤氏が講演する「人が育つ」指導と接し方の方法論。指導者に求められるのは、「厳しく接する」ことではなく「厳しさ」を教えること。教えすぎないこと。「無理せず、急がず、はみださず。自分らしく、淡々と」など、氏がいかにして、選手たちの力を伸ばし、組織力を強化していったのか。一般企業の組織力強化、人材育成にも通ずる、指揮者としての考え方を聴く。